海外の幼児教育事例
自主性を育てるピラミッドメソッド教育とは?|オランダ式の幼児教育
ピラミッドメソッドという教育方法を知っていますか?
子どもの自主性を育てることを目的としたオランダの幼児教育です。
欧州の教育制度は、日本の詰め込み式とは違って
考える力や自主性を育てることを重視しています。
ピラミッドメソッドとはどういう教育なのか?
メリットやデメリットを含めてまとめてみました。
森で学ぶスウェーデンの幼児教育
スウェーデンの幼児教育の最大の特徴は何だと思いますか? それは「森での遊び」です。
スウェーデンでは小学校に入るまでに読み書きができることよりも、 外でたくさん遊ぶことのほうが大切だとされています。 では、「森での遊び」とはどんなことをするのでしょう。
スウェーデンの幼児がみんな大好きな「ムッレ」って何?
スウェーデンの保育園では5〜6歳の幼児を対象とした「森のムッレ教室」というカリキュラムを取り込んでいるところが数多くあります。
「ムッレ」というのは森に住む妖精のようなもので、 スウェーデン人なら誰でも知っている架空上の存在です。黒い縮れ髪で、緑色の服を着ていて尻尾がはえています。
このムッレに扮装した大人が森のなかから出てきて、子どもたちに 森での遊び方や自然の大切さを教えるのが「ムッレ教室」です。
ムッレが生まれたのは1957年。 子どもと一緒に森で散歩していた一人の親が 「架空の妖精を通じて森のなかで子どもが自然の大切さを学んでいく」 というアイディアを思いつき、一つの物語にまとめました。
そしてスウェーデンの野外活動推進協会がムッレの物語をベースにした 幼児教育を取り入れ、さまざまなかたちとなって広まっていきました。
国民の5人に1人がこの教室を経験したことがあるほど、 スウェーデンでは一般的な教育の一環となっています。
「森のムッレ教室」は子どもたちが自然のなかで思いきり遊んで、 自然が好きになることが最大の目的です。 それによって自然を大切にしたいという意識につながるからです。 エコライフを大切にする環境大国スウェーデンならでは、ですね。