離乳準備期と食べかたアドバイス
離乳準備期は、飲みやすいものから少しずつ量を増やします。
・離乳はいつからはじめるべき?
「改訂離乳の基本」によると、生後5ヵ月くらいからが
望ましいと、書かれています。
幼児の本を読むと、早めの離乳をすすめるものが
ほとんどですが、最近アレルギーのある乳児が
増えてきているので注意しましょう。。
お子さんの発育状態によって個人差がけっこうあります。
離乳食を開始する目安があるので確認してみましょう。
離乳食を開始する目安 ・首のすわりがしっかりしていること ・支えてあげると座れること ・食べ物を見せると口を開けること。 ・お子さんが関心を示している |
の4つです。
お子さんが嫌がるようでしたら
無理にすすめず食べたくなるまで待って
あげたほうがいいと思います。
一番大切なのは、お子さんが関心を示すかどうか
という点です。
食べることがイヤなこと、と思ってしまうのは
食育をする上で一番問題があります。
・離乳準備期の食事は?
離乳食をはじめる前の準備段階を離乳準備期といいます。
生後3ヵ月ころから5ヶ月までの期間です。
この時期は、乳汁以外の水ようの食べ物を与えます。
まずは、白湯(さゆ)で薄めた果汁から始めます。
赤ちゃんの体調が良く、ご機嫌で元気がある日に
始めましょう。最初の1週間は慎重におこないましょう。
大体2〜3倍に薄めて
最初は1日1さじで様子をみます。(1さじは5ccの小さじにいっぱい)
便の様子をみて2、3日して問題がなければ量を増やしても大丈夫です。
1週間くらいたって問題が無ければ別の果汁を与えても大丈夫です。
飲む目安は月齢×10ml程度だと言われています。
ポイントは、
季節の新鮮な果物を使うこと
酸味の少ない柑橘類や、りんご、いちご、梨、すいか、
ももなどがからはじめるといいです。
舌触りで嫌がることがあるので、はじめは
ドロドロしたものがいいかもしれません。
離乳は食育の第一歩です。
お子さんが食べることに興味をもつ大切な時期なので
無理をせず行なってください。
食べさせるときは、親の方があまり真剣な顔を
しているのは良くありません。
「あぁ美味しいなぁ」と、笑顔で話しかけながら
あげるようにするといいと思います。
>>幼児教育 トップページへ