幼児には5兆の可能性を秘めている
幼児教育が重要なのは、脳の成長と大きく関係しています。
体の成長速度と脳の成長速度は、大きく違います。
お子さんの脳には凄い可能性を秘めているのを
知っていますか?
「子供はスポンジが吸収するみたいに
物覚えがいい」といいます。
逆に歳をとると、モノ覚えが悪くなったのを感じたり
忘れっぽくなってきているのではないでしょうか?
これにはちゃんと理由があるのです。
幼児と脳の関係をまとめました。
・頭の細胞は減るだけ
「頭を良くする」「脳を鍛える」と言いますが
頭を鍛えるとはどういうことでしょうか?
例えば、筋肉を鍛えるときは、
運動して、ご飯を食べることで
筋肉の細胞が増やしていくことができます。
しかし、脳の細胞は生まれてから2歳までに60%、
6歳までに90%が形成されて、その後は増えずに
歳とともに、どんどん減っていってしまいます。
では、どうして子供の時は出来なかったことが
大人になったら出来るようになるのでしょう?
答えはシナプスが握っています。
・脳を鍛える鍵はシナプス
わたしたちが普段、何かを感じたり行動したりできるのは
様々な情報を脳に送って、脳が判断して命令を出しているからです。
目で見たり、音を聞いたりして、何か新しいことを経験すると
脳に情報が送られてシナプスができ、脳の中に新しい回路ができます。
いろいろなことを経験すればほど、シナプスがたくさんできて
回路もどんどん密になっていきます。
つまり、シナプスを増やして回路を密につながることで
脳が発達するということになります。
・シナプスのピークは生後8ヶ月
生まれたばかりの赤ちゃんの時は、シナプスの数は
2500億あると言われています。
あまりピンとこないかもしれませんが、
それから爆発的にシナプスが増え、
生後8ヶ月だと5兆を超える数にもなります。
シナプスの数は、この頃をピークに減っていき
12歳では、だいたい3兆くらいまで減少していきます。
これは、歳をとるにしたがって、
使わないシナプスどんどん減っていくためです。
シナプスは、新しいことを経験することで
増やすこともできますが、
幼児うちに出来るだけいろんな刺激を与えて
右脳と左脳にバランスよく発達させてあげましょう。
まとめ
脳は、幼児をピークに少しずつ衰えていきます。
幼児時期にどれだけ可能性を広げてあげれるかが
お子さんの将来形成のポイントになっていきます。
天才や秀才を育てるには幼児時期の教育が
とても重要です。
もし、どんな教育をすれば良いかお悩みの方は
自信をもって紹介できる教材を解説をしていますので
参考にしてみてください。
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